映画監督・園子温。
苦くて痛くて苦しい世界に希望の光を照らす救世主。
映画監督・園子温のこれまでの全作品の中から、筆者の完全なる独断と偏見で勝手にベスト5を発表したいと思います!!
勝手にですよ!
ではベスト5、5位から順に発表してまいりましょう!
Contents
園子温映画おすすめランキング第5位:『ANTIPORNO』
わーお!!!!!ついに「アンチポルノ」がNetflixに追加された!!!!!
劇場で観た人も観てない人も、これからまた沢山の人にこの作品を観てもらえると思うとめっちゃ嬉しい。
私にとって宝物のような作品なんだよ。#アンチポルノ #antiporno pic.twitter.com/XbpybQl0L3— Ami Tomite冨手麻妙 (@AmiTomite) April 25, 2019
園子温映画おすすめランキング第5位は「ANTIPORNO」!
日活ロマンポルノリブートプロジェクトの一本として製作された本作。
「ポルノは嫌だけどアンチポルノだったら撮ってもいい」と言う園さんの一言から始まりました。
ポルノ脳で観始めると、オープニングの国会議事堂でめちゃくちゃ萎えることでしょう。
映画『ANTIPORNO』:あらすじ
今日は京子の誕生日。
でも誰も知らない。
ゲロは出るがクソも小便も出ない。
京子はいつも一人。
一人と独り立ちは全然違うのに。
マネージャーがやってきて今日のスケジュールを読み上げる。
そうだ、私は小説家だった。
私のことを”女流”小説家だのとぬかすバカな記者とカメラマンたちがやってきて、今日も私を取材する。
妹は死んだ。
あんなにピアノが上手だったのに。
すると、いきなりカットがかかり・・。
映画『ANTIPORNO』:評価
#園子温監督誕生祭 🎉🎂#園子温
「アンチポルノ」で、“この国の女は誰ひとり、自由を使いこなせていない”という台詞に感銘を受けました。エロやグロを描きながらも、女性の自由と解放を望んでいる真のフェミニストである園監督、これからもアナーキーで刺激的な作品を楽しみにしています🎵🎵 pic.twitter.com/dKCE9a76Nw— ミユキ (@QUuQZs1DKVQfb5q) December 17, 2018
アンチポルノやばすぎ pic.twitter.com/J2L6ooOPCz
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) August 31, 2017
Japan Timesが選んだ日本映画2017年のベストテン!一位 是枝裕和監督『三度目の殺人』
2位『彼女の人生は間違いじゃない』廣木隆一監督
3位『アリーキャット』榊英雄監督
4位『プールサイドマン』渡辺紘文監督
5位『ANTIPORNO アンチポルノ』園子温監督
https://t.co/BslxYjom1b— Naoya Sakagawa (@sakagan) December 22, 2017
園子温映画おすすめランキング第4位:『恋の罪』
「恋の罪」
園子温監督やっぱり最強やな
百発百中好みの映画!!
頭悪すぎて物語の内容そこまで理解出来なかった…笑
えろとぐろが掛け合わさった映画好きすぎる!!#ミジンコ気まぐれ映画鑑賞会 pic.twitter.com/VFvKxbGy8L— ミジンコ@ジェリジエリア王国守り神 (@RAD_mizinko2004) February 1, 2020
園子温映画おすすめランキング第4位は「恋の罪」!
渋谷区円山町で実際に起きた”東電OL殺人事件”から着想を得て製作された本作。
女たちの果てしない欲望が辛辣に描かれており、共感する方も多いのでは、と思います。
園さんは本当に女性性が高い作家ですよね。
映画『恋の罪』:あらすじ
専業主婦のいずみは毎日見えない”檻”に入れられている。
何かしたい、何かしたいと疼くいずみの本当の欲望は、”人間として尊重されたい”という基本的なもの。
この世の女性はこんな基本的な欲望さえも押し殺しながら生きている。
いずみは現状を打破するため、スーパーでパートを始めた。
するとモデルのスカウトをしているという女に話しかけられ・・・。
映画『恋の罪』:評価
神泉にある東電OL殺人事件の現場にきました
映画「恋の罪」の元となった事件だね
東電のエリート社員だった女性が円山町でたちんぼをして客を連れ込んでたっていうアパートだね
まだ残ってるのがすごい pic.twitter.com/oTVkWK2f2Z— パラノーマルさしみビティ (@Sashimi_man) December 7, 2019
映画「恋の罪」を観てからこの詩がすっごく好き。
言葉なんておぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげでぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる pic.twitter.com/ZaLGIW2hkM— 葵百合香🐳AV女優🐳潮吹き鯨奥様兼、乳首快感伝道師💋 (@aoiyurika_) February 20, 2020
明日はいよいよ「トーキョー・エレクト・クラブ」プレ稽古第一弾です!
予習として、東電OL殺人事件にインスパイアされた園子温監督「恋の罪」を観ました。女優さんの濡れ場がたくさんある映画なのですが、ジャンルとしては、ファンキーなババァ大活躍系(洋画だったらショットガン持ってる)でした。 https://t.co/pXSePNYc3F pic.twitter.com/VUNw3Ss78h
— 美貴ヲの劇(5/20〜24シアター711) (@mikiwo_geki) January 17, 2020
園子温映画おすすめランキング第3位:『希望の国』
園子温映画おすすめランキング第3位は「希望の国」!
東日本大震災による原発事故を元に、園さん自身が何度も被災地に足を運んで取材をし製作された本作。
弱者に寄り添い希望の光を紡いできた園さんの本領発揮です。
本作は夏ハ木勲さんの、最後の出演作となりました。
映画『希望の国』:あらすじ
東日本大震災から数年後の長島県という架空都市。
泰彦は、痴呆の気がある妻・智恵子と息子・洋一、その妻・いずみとの4人暮らし。
ある日原発事故が起こり、泰彦の家から先が避難区域に。
隣の家までは大丈夫で、なぜうちからは駄目なのか。
智恵子との思い出の木や、酪農している牛たちも見捨てろというのか。
泰彦のこれまでの満ち足りた生活は、老年に他者によって打ち砕かれていき・・・。
映画『希望の国』:評価
福島原発事で放射能に汚染された牛を一頭ずつ銃で撃ち殺していった福島の牧場主の涙を溜めた決死の表情。妊娠した我が子を守ろうと防護服を着てスーパーに買い物に行く若い人妻、それを奇異な目で見る住民達など、3.11直後に原発を告発する映画を発表した園子温監督の「希望の国」こそ評価されるべき
— 広瀬川 (@yodomihashi) March 8, 2020
自分で生きなきゃだめってことよ。
国も県も市も村も村長も町長も国の頭も、そんなものに一回でも頼ったらだめだ。自分と、自分の嫁と、自分の子供だけで決めろ。
国も県も市も村も、お前達の味方じゃねえ。
映画:希望の国 pic.twitter.com/sMsw1pXjUd— cmk2wl (@cmk2wl) February 19, 2019
津島佑子と大西巨人が亡くなってから、読みたい日本人作家がいなくなってしまった。ただ、映画界には優れた監督が多くいるので、たのもしい。近年では、篠崎誠『SHARING』、塚本晋也『野火』、庵野秀明『シン・ゴジラ』、園子温『希望の国』『ひそひそ星』に強い批評性と批判精神を感じた。
— T. satou (@satotaku88) May 4, 2017
映画監督園子温ランキング第2位:『愛のむきだし』
Love Exposure / 愛のむきだし(2008), dir. Sion Sono pic.twitter.com/QsaH8MhvqJ
— EL DANIEL DE JESUS (RESÚS) (@DanielGonxalvex) June 1, 2020
園子温映画おすすめランキング第2位は、言わずと知れた園子温の代名詞、愛のむきだし。
237分のド長編で描かれる、人間の崩壊と再生はまさに生きる希望そのものです。
愛のむきだし無しに園子温は語れないと言っても過言ではありません。
映画『愛のむきだし』:あらすじ
ユウは神父の父と二人暮らし。
ママは小さい頃に死んじゃった。
”マリア様のように美しい女性を見つけてママに紹介する”っていう約束のために、今日もマリアを探すけど、まだマリアは現れない。
最近父さんが女にフラれておかしくなった。
父さんに愛してもらうために、毎日罪を作って懺悔しに行く。
いつものようにユウが罪を作ろうと徘徊していると・・・。
映画『愛のむきだし』:評価
満島ひかりとゆら帝が最高であるということを教えてくれる。しかし、SAN値はごりごりに削られる。#愛のむきだし pic.twitter.com/9RyFVH8LcB
— マ (@khoshi44) May 30, 2020
#愛のむきだし#園子温
愛が貫通しました。主人公に受難させることがヒーローズ・ジャーニーの原則ではあるが、何もここまでしなくても、、という程の不幸の壁を愛が貫通します。いいよね。絶対に好き嫌い分かれる作品なんだけど、結末はみんな納得すると信じてます。#映画人類— 映画人類 (@PPh4G3iscCGqiAm) May 29, 2020
『愛のむきだし』本作は「むきだしの愛」が持つ嫌らしさやしょうもなさ、それと向き合うことの恐ろしさを、映画におけるアクションとして、4時間の遠回りとして描くことで、ラストに待ち受けるこれ以上ない程ド直球の「愛の告白」「愛の成就」がカタルシスとなる。映画でしか描けない、体験する純愛!
— しの (@mouse15278) April 12, 2020
映画監督園子温ランキング第1位:『紀子の食卓』
#今日のおすすめ
園子温監督・「紀子の食卓」🎞
バイオレンスだけじゃないところが好き
吹石一恵さん大好きです
吉高由里子も若くて可愛い
食事の前後はやめたほうがいいかな pic.twitter.com/YEdKqvp0kx— 皕 (@uruseetapittero) June 1, 2020
園子温映画おすすめランキング栄えある第1位はやっぱりこれでしょうか。
「紀子の食卓」です。
”透明な子供”の行き着く先が無慈悲に描かれています。
”役割”を演じることでしか毎秒を生きていけなくなってしまった人間の無様な不幸が突き刺さりますね。
映画『紀子の食卓』:あらすじ
紀子は寂しい。
ちょっとやそっとではない。
絶望的に寂しい。
両親は紀子や妹を”書き割りの画”だと思ってる。
私はどこにもいない。
私を存在させるために、停電の夜に紀子は家を飛び出した。
目指すは”廃墟ドットコム”・・・。
映画『紀子の食卓』:評価
「紀子の食卓」子を見ていない親が生々しすぎて吐きそうになったわ。
— 九達 (@9tatu93) May 30, 2020
吉高由里子が話題になってたんで思い出したが、おれにとっての彼女の最高傑作は『紀子の食卓』。見終わった後、衝撃でしばらく立ち上がれなかったわ。ちなみに園監督の作品で好きなほかの作品は『圭子ですけど』『うつしみ』。後者は卓爾さんのファンなんで。
— nakamura jun (@nakajun47) May 29, 2020
園子温の紀子の食卓を思い出した、家族という役割を演じる再帰的営み以前の狂気を描いていて現代社会に対する第三者的な気づきを与えてくれた
— 「人間」 (@hotcoldfield) May 28, 2020
園子温映画おすすめランキング勝手にBEST5!!!:まとめ

勝手すぎて最高に楽しかったです。
園作品は、生きずらさを感じている筆者やそこのあなたのような弱者に寄り添ってくれるんです。
もはやカウンセラー、心がすっと軽くなること間違いなし!
5本だけじゃなく、全部観てみてほしいです!
以上、映画監督園子温のオールタイムベストを勝手に5つご紹介いたしました。
歴代の中で一番感動できる映画のランキングやラストシーンが印象的な映画ランキングも紹介しておりますので、併せてご覧くださいませ!
そのほかにも、学園恋愛系の映画ランキングやゾンビ映画ランキング洋画編や特殊能力が目覚めた映画ランキング!もお届けしております!